内藤香林絵画展

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主催:黄檗山東林院復興委員会
後援:黄檗山萬福寺
会期:2023年6月27日(火)~7月2日(日)
午前10:30-午後17:30(最終日-午後15:00)
会場:多元文化会館

旧作新作未公開作品を50点以上展示

<オープニング27日午後2時~>

内藤香林
(ないとうこうりん)

黄檗山東林院院主/大雄山西圓寺住職
黄檗画僧

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1951
滋賀県大雄山西圓寺生
1976
黄檗宗の僧侶として得度。画僧(檗画僧)の系譜を継ぎ黄檗長崎派の頂相画技法「工華蕃画法」を復興する。
1992
中国佛教協会・黄檗山万福寺共催による友好展を開催。
北京の歴史革命博物館での日本人画家としては初の展覧会開催。
1993
日中友好展審査委員に推挙。中国佛教協会(趙朴初会長)より
佛教文化功労賞を贈られる。
1995
黄檗宗祖隠元禅師の故郷、中国福建省の寺院(同名の万福寺)の復興に従事。
1997
百貨店にて個展。中国北京とドイツの国際フオーラムにゲストとして招聘。
2005
大河ドラマ「功名が辻」放映記念彫刻と絵画を制作
2017
中国福建師範大学文化フォーラムにて黄檗頂相画技法「工華蕃画法」を発表。
2018
中国福建省福清にて個展開催
2019
中国厦門の国際仏教博覧会に招待され、陳秀卿老師との二人展 中日黄檗文化之光展開催。
2021
黄檗山塔頭・東林院院主に就任。

中国高僧 隠元隆琦禅師の渡来とともに来日した、大陸絵画の著名絵師達は長崎画壇でその画風を伝授した。これに学んだ加納狩野 伊藤若冲 池大雅などが日本画の礎となり、今日の日本画/南画/禅画が確立した。

黄檗絵画は日本画のルーツといっても過言では無く、黄檗禅宗には代々頂相画と呼ばれる独特の肖像画を描く『檗画僧』が存在した。現代の檗画僧/内藤香林の幻想的な仏教絵画を是非ご高覧ください。

作品名/五十億七千万年後

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仏教が末法という終焉を迎える時、弥勒菩薩(マイトレーヤ)が現れて仏弟子達を救うとされる

作品名/白衣観音

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作者が30年以上も前の処女作の白衣観音が国内で頒布。中国に渡りネット上にアップロードされていた作品を偶然見つけて新たに下絵をもとに本展覧会のために復元した

作品名/氷上の鳳

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鳳凰は雌雄一対の呼称で桐の木にしかとまらない架空の鳥

作品名/妙善姫

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中国の少数民族の國ホータンの第三王女として生まれた妙善姫は後に修行を重ね涅槃に入り観音菩薩に化身する

作品名/昇龍

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鯉が瀧を登り登竜門を越えたときに龍神となる仏法守護八部衆の一神